ディズニーのモノレールの値段の全知識!券種別の特徴と選び方

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東京ディズニーリゾートを訪れる際に、多くの方が利用するのがディズニーリゾートラインです。

このモノレールはディズニーランドとディズニーシーをつなぐ便利な交通手段であり、移動手段であると同時にパーク体験の一部として楽しむことができます。

この記事では、ディズニーモノレールの値段に関する最新情報をわかりやすくまとめています。

普通乗車券やフリーきっぷ、定期券といった各種乗車券の料金の違いや特徴、2024年の値上げ内容、さらには回数券の廃止や割引乗車券の新設など、利用者が知っておくべきポイントを網羅しています。

また、交通系ICカードを使った乗車方法や、未就学児や乳児の料金扱い、団体割引の利用条件なども詳しく解説します。

ディズニーモノレールの値段について検索している方が、事前に知っておくことで無駄な出費を防ぎ、より快適にリゾートを楽しめるようになるはずです。

初めて訪れる方もリピーターの方も、モノレールの利用に不安を感じることなくスムーズに移動できるよう、ぜひこの記事を参考にしてください。

◆記事のポイント

* 普通乗車券やフリーきっぷの具体的な料金と条件
* 2024年の値上げ内容とその背景
* 回数券の廃止と割引乗車券の新設情報
* 子どもや団体向けの料金区分と注意点

ディズニーのモノレールの値段の基本情報

  • 普通乗車券の料金と条件
  • ディズニーリゾートライン フリーきっぷ 買い方および種類と料金
  • 定期券の料金と購入方法
  • 団体割引の内容と利用条件
  • 子ども・幼児・乳児の料金扱い

普通乗車券の料金と条件

ディズニーリゾートラインの普通乗車券は、大人300円、小学生150円で利用できます。この乗車券は、途中下車せずにモノレール1周まで乗車できるチケットです。乗車できるのは購入当日限りで、乗車後の払い戻しには手数料がかかるため、使用タイミングには注意が必要です。

また、交通系ICカードにも対応しており、「PASMO」や「Suica」など全国の主要ICカードが利用可能です。事前にチャージしておけば、券売機に並ばずにスムーズに乗車できます。

さらに、未就学児(小学生未満)は、保護者1人につき2人まで無料で乗車可能です。1歳未満の乳児についても料金はかかりません。これにより、小さなお子様連れの家族にも優しい料金設定となっています。

ただし、乗車券は均一料金であるため、たとえ1駅でも1周でも同額となる点には注意が必要です。また、途中駅で降りてしまうと、その時点で乗車券は無効となります。再度乗る場合は、新たに乗車券を購入しなければなりません。

このように、普通乗車券は短距離の移動にも使える手軽な手段ですが、途中下車や複数回の利用には向いていない点を理解しておくことが大切です。

ディズニーリゾートラインフリーきっぷの買い方および種類と料金

ディズニーリゾートラインには、自由に乗り降りできる「フリーきっぷ」があり、滞在日数や予定に応じて選べる4種類が用意されています。1日フリーきっぷは大人700円、小学生350円で、当日中は何度でも乗り降りが可能です。さらに2日券(大人900円)、3日券(大人1,200円)、4日券(大人1,500円)もあり、長期滞在者に便利です。

購入方法は簡単で、各駅に設置されている自動券売機から購入できます。画面表示に従って操作するだけなので、初めて訪れる方でも迷わず購入できます。また、現金のほかにクレジットカードにも対応しているため、手持ちの現金がなくても安心です。

フリーきっぷはディズニーリゾートを効率よく楽しみたい方にとって、大きなメリットとなります。とくに、ディズニーランドとディズニーシーを1日で行き来する場合や、ホテルに戻って休憩を挟むようなスケジュールには非常に便利です。

一方で、注意点としては、連続した日数での利用が前提となっているため、使わなかった日の分を翌日に持ち越すことはできません。また、使用開始日から連続してカウントされるため、旅行日程に合わせて購入タイミングを考える必要があります。

このように、フリーきっぷは活用次第で移動の自由度を高める便利な選択肢ですが、自分の予定に合った券種を選ぶことが重要です。

定期券の料金と購入方法

ディズニーリゾートラインの定期券は、通勤や通学で頻繁に利用する方に向けて設定されています。通勤定期は1か月9,000円、3か月25,650円、6か月48,600円となっており、通学定期については別途案内がある場合もありますので、利用者の立場に応じて確認が必要です。

定期券の購入は、リゾートゲートウェイ・ステーションにある乗車券センターで対応しています。営業時間は7時30分から20時までです。券売機では購入できないため、窓口で直接申し込む必要があります。また、クレジットカードも利用可能で、現金を用意しなくても手続きが行えるのは便利です。

ここで注意しておきたいのは、定期券は均一料金制であるため、どの駅を利用しても料金は変わりません。また、払い戻しを希望する場合には所定の手数料が発生します。購入時には利用期間と自身のスケジュールをよく確認することが大切です。

このように、定期券はコストを抑えつつ毎日快適にモノレールを利用できる手段として、通勤・通学者にとって有効な選択肢です。

団体割引の内容と利用条件

ディズニーリゾートラインでは、25名以上のグループに対して団体割引が適用されます。割引には「普通団体」「学校団体」「割引団体」の3つの種類があり、それぞれ適用条件や割引率が異なります。

普通団体は一般的なグループ旅行に利用でき、料金は1割引となります。学校団体では学生・児童などの教育活動に関連した団体が対象で、割引率は2割となります。そして、身体障害者手帳や療育手帳などを持つ方が含まれる「割引団体」は、3名以上の同一ルート利用で5割5分の割引が適用されます。

申し込みは乗車予定日の6か月前から可能で、事前予約が必要です。団体での利用はスムーズな移動計画に加え、コスト削減にもつながるため、学校行事やツアー企画などに適しています。

ただし、割引の対象や適用には細かい条件があります。例えば、発着駅と経路が同一であることや、代表者の事前連絡が必要なケースもあります。加えて、払い戻しには手数料がかかるため、キャンセル時には注意が必要です。

団体利用を検討している場合は、早めに詳細を確認し、スケジュールに合わせて適切な手続きを進めることが求められます。

子ども・幼児・乳児の料金扱い

ディズニーリゾートラインでは、年齢に応じて料金区分が明確に分けられており、家族連れにはわかりやすい運賃設定となっています。小学生は「こども」として扱われ、普通乗車券が150円、フリーきっぷも大人料金の半額で提供されます。

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一方、未就学児(小学生未満)は「幼児」とされ、大人が同伴していれば1名につき2名まで無料で乗車可能です。つまり、保護者1人で2人の幼児を連れていれば、追加料金なしで移動できるということです。3人目からは、こども料金の支払いが必要となります。

さらに、1歳未満の乳児については、常に無料で乗車できます。このルールは人数に制限がなく、複数名の乳児が同伴していても料金はかかりません。

こうした区分により、家族旅行のコスト負担を軽減できるよう配慮されていますが、幼児の無料対象人数には上限がある点には注意が必要です。また、乗車券を所持する大人と一緒でなければ無料対象とはならないため、子どもだけの乗車や付き添いのないケースでは適用されません。

このように、子ども連れの利用者にとっては非常に利用しやすい運賃体系となっており、安心して移動できる仕組みが整っています。

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ディズニーのモノレールの値段の変更点と比較

  • 2024年の値上げ内容と背景
  • 値上げ前後の料金比較
  • 回数券の廃止について
  • 他の交通手段との料金比較
  • 割引乗車券の新設と対象者

2024年の値上げ内容と背景

2024年3月16日より、東京ディズニーリゾート内を走るモノレール「ディズニーリゾートライン」の運賃が改定されました。主な変更点は、普通乗車券が一律で260円から300円に引き上げられたことです。また、1日フリーきっぷは660円から700円、2日フリーきっぷは850円から900円へとそれぞれ値上げされました。なお、3日および4日フリーきっぷの料金は据え置かれています。

運賃改定の背景には、運営コストの上昇があります。特に電気代や人件費の増加、駅や施設の老朽化に伴う改修・更新工事への投資が求められているためです。モノレールの安全運行やサービス品質の維持向上には、定期的なメンテナンスや設備更新が欠かせません。

さらに、17年ぶりの大幅な運賃見直しである点も重要です。2007年以来、価格は据え置かれてきましたが、その間に物価や社会情勢が変化し、経営環境にも影響を与えています。これらを踏まえ、持続可能な運営体制を築くための措置として値上げが実施されたといえるでしょう。

利用者にとっては負担が増えるものの、今後も快適かつ安全にリゾート内を移動できる環境を維持するための必要な対策といえます。

値上げ前後の料金比較

東京ディズニーリゾートのモノレール運賃は、2024年3月16日を境に変更されました。主な料金の比較は以下の通りです。

まず、通常の片道乗車券(おとな)は、260円から300円へと40円アップしました。こども料金も130円から150円に変更されており、大人・子どもともに約15%前後の値上げとなっています。

次に、フリーきっぷに関しては、以下のような変更があります。

  • 1日フリーきっぷ:660円 → 700円
  • 2日フリーきっぷ:850円 → 900円
  • 3日フリーきっぷ:1,200円(据え置き)
  • 4日フリーきっぷ:1,500円(据え置き)

このように、短期間の利用に対する料金は上がった一方で、3日以上の連続利用を対象としたきっぷは現行のままです。複数日滞在を前提としたファミリーや旅行者にとっては、割高感を抑えたバランスの取れた設定といえるかもしれません。

ただし、回数券については今回の改定で廃止されており、これまで割安で頻繁に利用していた方には実質的なコスト増となる点に注意が必要です。どの券種を選ぶかは、利用頻度や滞在日数に応じて見直すことが求められます。

 

回数券の廃止について

2024年3月16日をもって、ディズニーリゾートラインでは回数券の販売が終了しました。これにより、これまで回数券を利用していた常連のゲストにとっては、割引運賃を活用できなくなったことになります。

この回数券制度は、同じ区間を繰り返し利用する人にとって経済的なメリットがありました。例えば、通勤や通学、またはディズニーホテルに宿泊して毎日リゾート内を移動するようなケースでは、回数券の割引を受けることで負担を抑えることができていたのです。

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しかし近年では、ICカード利用が主流になり、紙の回数券の販売・管理にかかる手間やコストが課題となっていました。さらに、運賃改定によって新たな価格体系に移行することもあり、販売終了という判断に至ったと考えられます。

なお、すでに購入している回数券は、発売日から3か月間の有効期限内で引き続き使用可能です。ただし、今後はICカードや定期券、フリーきっぷなど、代替手段を選択して乗車する必要があります。

頻繁に利用する人にとっては不便に感じるかもしれませんが、今後は利用目的に応じたチケット選びがより重要になるでしょう。

他の交通手段との料金比較

ディズニーリゾートラインの普通運賃は2024年3月の値上げにより300円となりました。これを他の交通手段と比べることで、そのコスト感を具体的に把握することができます。

例えば、都心の一般的な私鉄や地下鉄では、初乗り運賃が150円〜180円程度のところが多く、移動距離に応じて料金が上がっていく仕組みです。一方、ディズニーリゾートラインは1周約5kmの均一運賃で、どの駅間でも300円となります。

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また、バスと比べた場合も差が見られます。東京ベイエリアを走る路線バスの大人運賃は多くの場合220円〜240円ほどです。ただし、バスは道路状況によって到着時間にばらつきがあるのに対し、モノレールは定刻での運行が可能です。これにより、移動の正確性や快適さという点でのメリットがあります。

さらに、ディズニーホテル宿泊者向けには無料のシャトルバスも存在します。これは非常に経済的ですが、運行区間や時間が限られるため、誰でも自由に使えるものではありません。

このように考えると、リゾートラインは他の交通機関に比べると割高に感じられることもありますが、その分、快適性・デザイン性・利便性などが優れており、観光の一部として楽しめる要素が含まれているのが特徴です。価格だけで判断せず、体験価値まで含めて比較検討するのが望ましいでしょう。

割引乗車券の新設と対象者

2024年3月から、ディズニーリゾートラインでは新たに「割引団体乗車券」が導入されました。この制度は、特定の条件を満たす方々に対して、通常運賃よりも割引された価格で乗車できるようにするものです。

対象となるのは、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかを所持している方々と、その同伴者です。具体的には、3名以上のグループで、同一の発着駅および移動ルートを共有している必要があります。この条件を満たすことで、通常料金の約45%引き、つまり5割5分の割引が適用される仕組みです。

これまでも障がい者割引は個人向けに存在していましたが、団体での利用に対する支援は限定的でした。今回の制度導入によって、福祉施設の団体外出や修学旅行など、複数名で行動するケースでの利便性が向上すると考えられます。

ただし、申し込みには事前の手続きが必要で、乗車日の6か月前から受付が可能です。当日購入はできないため、予定が決まり次第、早めに申請することが推奨されます。

このように、割引団体乗車券は特定のニーズに対応する形で設計されており、誰もが平等にリゾートを楽しめる環境づくりの一環として評価されています。今後も利用者の声を反映しながら、制度の充実が図られていくことが期待されます。

ディズニーのモノレールの値段に関する要点まとめ

  • 普通乗車券は大人300円、小学生150円の均一料金
  • 乗車券は途中下車不可で当日限り有効
  • ICカード利用でスムーズに乗車できる
  • 未就学児は保護者1人につき2人まで無料
  • 乳児(1歳未満)は常に無料で乗車可能
  • 1駅利用でも1周しても運賃は同じ
  • フリーきっぷは1〜4日券まで選べる4種類
  • 1日フリーきっぷは大人700円、小学生350円
  • フリーきっぷは自動券売機で簡単に購入可能
  • フリーきっぷは使用開始日から連続日数分のみ有効
  • 通勤定期券は1か月9,000円から利用可能
  • 定期券は窓口のみ販売、クレジットカード対応
  • 団体割引は25名以上で適用され種類ごとに割引率が異なる
  • 割引団体乗車券は障がい者を含む3名以上で最大5割5分引き
  • 2024年3月に値上げされ普通券が260円から300円に変更された