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東京ディズニーリゾートを訪れる際、障がいのある方が快適にアトラクションを楽しむためには、事前にサービス内容を正しく理解しておくことが大切です。
障害者のディズニーアトラクションに関する情報は、初めて利用する方にとってやや複雑に感じるかもしれませんが、正しい知識があれば安心してパークを満喫することができます。
この記事では、障害者がディズニーアトラクションを利用する上で知っておくべき基本情報や、障害者手帳があると受けられる具体的なサポート、当日の手続き方法や対象アトラクションの一覧などを、分かりやすく解説していきます。
また、ディズニーランドの障害者優先の仕組みや、ディズニーシーの障害者優先対応の特徴についても詳しく取り上げていきます。
さらに、障害者手帳によるディズニー待ち時間の扱いやディズニーで並ばないのは何人まで対応可能かといった、よくある疑問にも触れていきます。
グループでの利用のポイントや、ディスアビリティアクセスサービスと合流利用サービスの違いについても整理していますので、当日の不安を減らす手助けになるはずです。
パークを訪れるすべての人が心から楽しめるよう、ディズニー障害者アトラクションに関する情報をまとめました。どうぞ参考にしてください。
◆記事のポイント
* 障害者手帳がある場合のサポート内容がわかる
* 並ばずにアトラクションを利用する方法がわかる
* 対象アトラクションや利用条件が理解できる
* 当日の手続きや必要書類の流れが確認できる
優先で並ばないでOK?ディズニーアトラクションを障害者が利用する際の基本情報
- 障害者手帳があると受けられるサポート
- ディズニーランドの障害者優先サービスの内容
- ディズニーシーの障害者優先対応の特徴
- ディスアビリティアクセスサービスとは
- 合流利用サービスの利用条件
障害者手帳があると受けられるサポート
東京ディズニーリゾートでは、障害者手帳を持っている方に向けたサポート体制が整えられています。これは、体の機能に制限のある方でもパークを快適に楽しめるようにするための配慮です。
主に提供されているのが「ディスアビリティアクセスサービス」と呼ばれる制度です。このサービスでは、長時間列に並ぶことが難しい方が、アトラクションの待ち時間を別の場所で過ごせるように案内されます。対象となるのは、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳などを提示できる方です。
利用方法はシンプルで、アトラクションのキャストにサービス利用を申し出るだけです。ただし、その際には本人の障害者手帳と、同行者全員のパークチケットを提示する必要があります。登録の際には写真撮影も行われ、登録後は指定された時間に戻ってアトラクションを利用できます。
さらに、視覚や聴覚に障がいがある方へは、音声案内や字幕表示機器、触地図などの補助ツールも用意されています。これにより、園内の施設を把握しやすくなる配慮もなされています。
一方で注意点もあります。例えば、ディスアビリティアクセスサービスは待ち時間をゼロにするものではなく、他のアトラクションとの同時予約もできません。また、利用できるのは本人を含めて最大6名までと定められています。
このように、障害者手帳があることで受けられるサポートは多岐にわたり、ディズニーを安心して楽しむための助けになります。ただし、利用にはルールがあるため、事前に内容をよく理解してから訪れることが大切です。
ディズニーランドの障害者優先サービスの内容
ディズニーランドでは、障がいのあるゲストが快適に過ごせるように、複数の優先サービスが導入されています。その中でも代表的なのが「ディスアビリティアクセスサービス」と「合流利用サービス」の2つです。
ディスアビリティアクセスサービスは、長時間列に並ぶことが困難な方のために、列に並ばずに時間を待つことができる制度です。対象者には、障害者手帳の所持者や特定の受給者証を持っている方が含まれます。このサービスを使えば、アトラクションの前でキャストに申し出て、指定された待ち時間の後に優先的に乗り場へ案内されます。
一方、合流利用サービスは、車いす利用者や妊娠中の方、高齢者などが対象です。この制度では、本人は列に並ばずに別の場所で待機し、同行者が列に並ぶ仕組みです。乗り場で合流して一緒にアトラクションを利用する形になります。1人で待つのが難しい場合は、介助者1名まで一緒に待機することも可能です。
これらのサービスは、ディズニーランドのすべてのアトラクションで利用できるわけではなく、一部対象外の施設もあります。また、いずれのサービスも当日の状況によって案内が変更される可能性があります。
加えて、事前の登録や本人確認書類の提示も求められるため、利用前にガイドブックや公式サイトで詳細を確認することが重要です。こうしたサービスを活用すれば、障がいのある方もよりスムーズにパークを楽しめます。
ディズニーシーの障害者優先対応の特徴
東京ディズニーシーでは、障がいのある方が安心して楽しめるよう、さまざまな優先対応が行われています。これは、ゲストの多様なニーズに応える取り組みの一環として整備されてきたものです。
対応内容としては、主に「ディスアビリティアクセスサービス」と「合流利用サービス」が活用されています。ディズニーランドと同様のサービスですが、シー独自の施設や構造に応じた対応も見られます。例えば、ディズニーシーでは高低差のあるエリアが多いため、車いすでの移動や視覚障がいのある方への案内において、より丁寧なサポートが行われています。
さらに、グリーティング施設に関しても優先利用の対象となっており、「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」や「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」などでの対応が可能です。これにより、長時間の待機が難しい方でもキャラクターと触れ合う機会が得られます。
具体的な対応の一例として、障害者手帳を提示した上でサービス利用を申請すれば、パーク内の対象施設で時間指定の案内が受けられます。その間、列に並ぶ必要はなく、別の場所で休憩して過ごすことができます。
ただし、利用にはいくつかの条件があります。サービス登録時には、本人確認書類の提示と写真撮影が必要であり、グループでの利用にも上限人数があります。また、アトラクションによっては乗車制限や事前確認が行われることもあるため、全ての施設が自由に使えるわけではありません。
このように、ディズニーシーでは身体的・精神的なハンディキャップを持つ方への対応が充実しています。快適に過ごすためには、事前に情報を確認し、当日はキャストに積極的に相談することが大切です。
ディスアビリティアクセスサービスとは
ディスアビリティアクセスサービスとは、障がいのある方が東京ディズニーリゾート内でスムーズにアトラクションを利用できるように整備された支援制度です。体力的・精神的な事情により長時間列に並ぶことが難しい方に配慮した仕組みです。
このサービスの仕組みは、通常のスタンバイ列に並ばずに、待ち時間を他の場所で過ごせるというものです。対象となるのは、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者健康手帳、戦傷病者手帳などのいずれかを所持している方です。
利用方法としては、対象のアトラクション前でキャストに申請し、本人と同行者全員のパークチケットを提示することで登録が行われます。その際、障害者手帳の原本または専用アプリの画面提示が必要です。登録時には本人の写真撮影が行われ、その情報がアトラクション利用時の確認に使われます。
一度登録が完了すると、利用したいアトラクションのキャストから指定された時間に戻るよう案内されます。時間になるまでは列に並ぶ必要はなく、自由に休憩や散策ができます。ただし、その間に別の対象施設を利用することはできません。
このサービスは、待ち時間を完全になくすものではなく、混雑状況によっては通常の待ち時間と同等、あるいはやや長めになる場合もあります。また、グループでの利用は最大6名までと決められており、それ以上の人数で訪れる場合には別途対応が必要です。
利用する際には、すべてのアトラクションで使えるわけではなく、施設ごとに確認事項があるため、事前に内容を把握しておくことが重要です。この制度は、誰もが安心して楽しめる環境をつくるために欠かせない存在と言えるでしょう。
合流利用サービスの利用条件
合流利用サービスは、体の機能が一時的または恒常的に制限されている方が、アトラクションを無理なく楽しむために用意されたサポート制度です。東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの両方で利用でき、妊娠中の方、高齢者、けがや病気によって長時間立って待つことが困難な方が対象になります。
このサービスの基本的な仕組みは、利用者本人が列に並ばず、別の場所で休憩しながら待機することを可能にするものです。その間、同行者が通常通り列に並び、アトラクションの乗り場付近で本人と合流する流れになります。合流時にはキャストが案内してくれるため、特別な操作や複雑な準備は不要です。
申請方法も簡単で、利用したいアトラクションのキャストに「合流利用サービスを使いたい」と伝え、本人のパークチケットを提示すれば手続きが始まります。登録や写真撮影などの煩雑な工程はなく、対象となる方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
ただし、いくつかの注意点があります。まず、本人が一人で待機するのが困難な場合には、介助者1名まで一緒に待つことが許されていますが、それ以外の同行者は列に並ぶ必要があります。また、待機中は他のアトラクションの利用やレストランの予約時間に合わせた移動は原則としてできません。
また、全てのアトラクションで利用できるわけではないため、事前に対応施設を確認しておくことが望ましいです。さらに、アトラクションによっては安全上の理由で、身体的な条件に応じた制限がある場合もあります。例えば、乗り物のシート形状や固定装置の仕様などによっては利用が難しいこともあります。
このサービスは、障がい者手帳を必要とせず、幅広い状況に対応している点が特徴です。対象となる方は、遠慮せずにキャストに相談することで、より快適で安全なパーク体験が可能となります。こうした制度をうまく活用することで、ディズニーリゾートの魅力を無理なく楽しむことができるのです。
優先で並ばないでOK?障害者のディズニーアトラクション利用時の注意点
- 【障害者手帳】ディズニーで並ばないのは何人まで対応?
- 障害者手帳所持者の待ち時間の扱い
- 利用登録の流れと必要な書類
- サービス対象アトラクション一覧
- グループで利用する際のポイント
- 当日の手続きとキャストへの申告方法
【障害者手帳】ディズニーで並ばないのは何人まで対応?
ディズニーリゾートでは、障害者手帳を持っている方が長時間列に並ばずにアトラクションを楽しめる「ディスアビリティアクセスサービス」を提供しています。このサービスには同行者に関する人数制限があり、利用前に知っておくことが大切です。
まず、アトラクションを利用する場合、障がいのあるご本人に加え、同行者は最大5名まで登録が可能です。つまり、1グループ最大6名までが一緒にこのサービスを利用できるということになります。一方、キャラクターグリーティング施設では、さらに多くの人数が対象となり、ご本人を含めて10名までが利用可能です。
この人数制限は、安全かつスムーズな案内を行うためのもので、混雑の激しいパーク内でも一定の秩序を保つ役割を果たしています。また、グループが6名を超える場合でも、残りのメンバーが通常通り列に並ぶことで、乗り場で合流する形が案内されることもあります。
この仕組みを利用するには、サービス登録時に障害者手帳(またはそれに準ずる証明書)を提示する必要があり、同時にグループ全員分のパークチケットも求められます。登録は対象アトラクション前でキャストに申し出ることで行われ、特別な予約や事前申請は不要です。
ただし、サービス登録時には本人確認のための写真撮影が行われるため、対応に少し時間がかかる場合があります。また、混雑時は案内時間が後ろにずれ込むこともあるため、スケジュールには余裕を持って行動することが推奨されます。
このように、障がいのある方だけでなく、同行者にとっても利用しやすい仕組みとなっており、グループ全体が安心してアトラクションを楽しむことができます。ただし、人数制限のルールを理解しておかないと、当日スムーズな利用ができない可能性もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
障害者手帳所持者の待ち時間の扱い
ディズニーリゾートでは、障害者手帳を持つ方に対して、通常の待機列に並ばずに待ち時間を過ごせるサポートが提供されています。このサポートは「ディスアビリティアクセスサービス」と呼ばれ、障がいの種類にかかわらず、身体的・精神的な理由で長時間の待機が難しい方を対象としています。
このサービスを利用する際には、希望するアトラクションのキャストに申し出ると、通常の待ち時間に相当する時間を、列の外で過ごすことができます。その間、ベンチで休んだり、周囲を散策したりと、自分の体調に合わせた過ごし方が可能です。そして指定された時間になると、乗り場付近へ案内され、通常の列とは別ルートでアトラクションを利用します。
ただし、この仕組みは待ち時間自体を短縮するものではありません。混雑している日は、通常の待機時間とほぼ同じか、場合によっては少し長くなることもあります。これは、待機列に並ばない分、列の進行状況を見ながら調整されるためです。したがって、「早く乗れる」という目的で利用する制度ではない点に注意が必要です。
また、待機中に他のアトラクションを利用したり、別のサービスを同時に使うことはできません。時間になっても戻らなかった場合、キャンセル扱いとなる場合もあるため、指定時間はきちんと守る必要があります。
このような仕組みによって、体調に不安がある方や立って待つことが難しい方でも、無理をせずにアトラクションを体験できる環境が整えられています。手帳を持っていることを証明することで、安心して利用できる制度ですので、訪問前に内容を把握し、スムーズなパーク体験につなげるとよいでしょう。
利用登録の流れと必要な書類
ディズニーリゾートでディスアビリティアクセスサービスや合流利用サービスを利用するには、パーク入園後にアトラクションごとで手続きを行う必要があります。事前予約は不要ですが、当日スムーズに登録できるよう、必要なものをあらかじめ準備しておくことが大切です。
登録の手順は比較的シンプルです。まず、利用したいアトラクションのキャストに「ディスアビリティアクセスサービスを使いたい」と伝えます。次に、対象となる本人の障害者手帳や各種受給者証の原本、または障害者手帳アプリを提示します。このとき、障害の種別や程度にかかわらず、該当する証明書の提示が必要です。
あわせて、グループ全員分のパークチケットも提出します。登録はその場で行われ、本人確認のために顔写真を撮影されることがあります。この写真はサービス利用中に本人確認として使われるため、恥ずかしがらず協力しましょう。
また、登録はアトラクションごとに必要ですが、同じ日に複数回登録することはできません。登録が完了すると、待機時間に応じた案内が行われ、指定された時間に再びそのアトラクションに戻る形となります。
ここで注意したいのは、他のアトラクションと並行して登録できない点です。1つの施設で登録が完了するまで、他のディスアビリティアクセスサービス対象施設は利用できないため、時間管理が重要になります。
一方で、合流利用サービスは手帳の提示が不要で、体調や状態に応じて誰でも申請が可能です。妊娠中の方や高齢者、けがなどで歩行が困難な方は、アトラクションのキャストに相談することで対応してもらえます。
このように、登録の流れはわかりやすく、準備さえ整っていればすぐに利用できます。手帳や証明書を忘れると利用できないため、当日は忘れずに持参しましょう。
サービス対象アトラクション一覧
ディズニーリゾートにおいて、ディスアビリティアクセスサービスや合流利用サービスが利用できるアトラクションは数多く存在します。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのどちらにも、それぞれの施設に対応したサポート体制が整っています。
東京ディズニーランドでは、基本的にすべてのアトラクションが対象です。たとえば、「プーさんのハニーハント」「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」「ホーンテッドマンション」などの人気アトラクションも含まれます。これに加え、「ミッキーの家とミート・ミッキー」や「ミニーのスタイルスタジオ」などのグリーティング施設でも対応が可能です。
一方、東京ディズニーシーでも「トイ・ストーリー・マニア!」「センター・オブ・ジ・アース」「海底2万マイル」など、多くのアトラクションでサービスが提供されています。また、「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」や「サルードス・アミーゴス!グリーティングドック」といったキャラクターとのふれあい施設でも利用が可能です。
これらの施設では、長時間列に並ぶことが難しい方のために、指定時間での案内や乗り場での合流など、体への負担を軽減する工夫がなされています。施設によっては、キャストによる安全確認が行われる場合もあり、状態に応じて乗車を断られることもあります。
また、車いすのまま利用できる施設や、段差・乗り降りのサポートが必要な施設もあるため、事前に各アトラクションの利用条件を確認しておくことが大切です。案内ブックや公式サイトでは、対象アトラクションが一覧で紹介されているので、訪問前に目を通しておくと安心です。
このように、ディズニーでは多くのアトラクションがサービス対象となっており、障がいの有無にかかわらず、誰もが楽しめる環境が整えられています。利用者自身の体調や希望に合わせて、適切な施設を選ぶことが快適なパーク体験につながります。
グループで利用する際のポイント
ディズニーリゾートで障がい者向けサポートを利用する際、グループで行動する場合にはいくつかの注意点があります。サービス自体は個人の事情に対応したものですが、同行者の動きもサービスの成否を左右するため、グループ全体の理解と協力が欠かせません。
まず、ディスアビリティアクセスサービスを利用できるのは、障がいのある本人に加えて同行者最大5名、合計6名までです。これを超える場合には、超過した人数の一部が通常の列に並び、指定された時間に乗り場で合流するという案内になります。つまり、全員が同時に待機できるわけではありません。
また、サービス登録時にはグループ全員のパークチケットの提示が必要です。キャストはチケット情報を使って待機時間を管理するため、1人でもチケットが揃っていないと手続きが進みません。事前に全員のチケットを一括で管理しておくとスムーズです。
さらに、待機時間中にグループで行動できるのは対象者を含めた6名のみとなるため、分かれて行動する際は連絡手段を確保しておきましょう。時間が近づいた際に再集合できるよう、スケジュール管理も重要です。
一方、合流利用サービスでは、列に並ぶのは同行者のみで、本人と必要に応じて介助者1名が別の場所で待機できます。このときも、他のメンバーが途中で列を離れることは避けましょう。タイミングよく乗り場で合流できるよう、事前に流れを共有しておくことが望ましいです。
こうしたサービスを利用する際には、グループの中で代表者がキャストとやり取りを担うとスムーズに進みます。説明を聞き逃さないためにも、落ち着いて対応できる人が適任です。
このように、グループでの利用には連携が必要です。人数や行動の制限があることを理解し、全員で協力しながら行動することで、誰にとっても快適な時間を過ごすことができます。
当日の手続きとキャストへの申告方法
ディズニーリゾートで障がい者向けのサービスを利用するには、入園後に対象施設でキャストへ直接申告することが必要です。事前予約やオンライン手続きは行われておらず、すべて当日の対応となります。
手続きの流れは非常にシンプルです。まず、利用したいアトラクションの入口にいるキャストに、ディスアビリティアクセスサービスまたは合流利用サービスを希望する旨を伝えます。このとき、どちらのサービスを使いたいか明確に伝えると、案内がスムーズになります。
次に必要なのは、対象者の障害者手帳または受給者証の提示です。アプリ版の障害者手帳でも対応可能ですが、必ず原本または正しいデータであることを確認しておく必要があります。あわせて、サービスを一緒に利用するグループ全員のパークチケットも提示します。
ディスアビリティアクセスサービスの場合は、その場で簡単な登録が行われ、顔写真を撮影されることがあります。この写真は、サービスを利用する際に本人確認として使われるため、正確な記録として扱われます。登録後は、待ち時間に応じた案内時間が伝えられ、指定の時刻に再度その施設に戻ることでアトラクションを利用できます。
一方、合流利用サービスの場合には登録や写真撮影は不要です。その場で本人の状態に応じて案内され、同行者は列に並び、本人は別の場所で待機するよう指示されます。場合によっては、介助者1名が一緒に待機することも認められます。
いずれのサービスも、申告の際にはキャストが丁寧に対応してくれます。不安な点があれば、その場で質問しておくと安心です。キャストは状況に応じて柔軟に判断してくれるため、無理に言葉を整えようとせず、率直に伝えることが大切です。
このように、当日の申告は手軽ですが、必要なものを揃えておかないとスムーズに進まないこともあります。準備と心構えを持って行動することで、安心してパークを楽しむ一歩につながります。
優先で並ばないでOK?障害者のディズニーアトラクション利用に関する総まとめ
- 障害者手帳があれば並ばずに待機できるサービスを受けられる
- 対象の障害者手帳は身体・精神・療育手帳など複数ある
- 最大6名までグループでディスアビリティアクセスサービスが利用可能
- グリーティング施設では最大10名まで対応可能
- 登録には障害者手帳とグループ全員のパークチケットが必要
- 登録時に本人の顔写真撮影がある
- 待ち時間を別の場所で過ごせるが、時間短縮にはならない
- 他アトラクションとの同時登録は不可
- 一部のアトラクションはサービス対象外となる
- 視覚・聴覚障がい者向けに補助ツールの貸し出しがある
- 合流利用サービスは手帳不要で妊婦や高齢者も対象となる
- 合流利用では介助者1名が本人と一緒に待機できる
- サービス利用は当日アトラクション前で申告が必要
- グループ内に説明役がいると手続きがスムーズになる
- キャストの案内に従えば安心してアトラクションを楽しめる