ディズニーのマルチエクスペリエンスの種類と使い方を徹底解説

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ディズニーマルチエクスペリエンスは、東京ディズニーランドやディズニーシーで発行される特別なパスです。

主に、アトラクションが運営中止になった際に代替手段として提供されますが、パスの種類や使い方はさまざまで、使える施設や利用可能な期間に違いがあります。

特に「青」や「紫」のマルチエクスペリエンスは、その利用範囲が広く、次回の来園時に使用できる場合もあります。

この記事では、ディズニーマルチエクスペリエンスの基本情報から、種類や使い方まで詳しく解説します。

マルチエクスペリエンスが対象外となる施設についても触れ、アトラクションを楽しむ際に役立つ情報を提供します。

また、アナ雪のアトラクションでの利用可否や、パスが消えた場合の対処法についても触れます。さらに、マルチエクスペリエンスを最大限に活用するための注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

◆記事のポイント

* ディズニー マルチエクスペリエンスの種類とそれぞれの特徴
* 青や紫のパスの使い方と有効期限
* マルチエクスペリエンスが対象外となるアトラクション
* アナ雪など特定アトラクションでの利用可否

ディズニーのマルチエクスペリエンスの基本情報

  • マルチエクスペリエンスの種類
  • マルチエクスペリエンス 紫とは
  • マルチエクスペリエンス青の使い方
  • マルチエクスペリエンス対象外のケース
  • マルチエクスペリエンスが消えた時の対処法

マルチエクスペリエンスの種類

ディズニーのマルチエクスペリエンスには、主に5種類のパスが存在し、それぞれ対象範囲や有効期限が異なります。これらは、アトラクションが運営中止になった際などに発行される代替の入場権で、通常の販売はされていません。

まず、最も特別とされるのが「青」のマルチエクスペリエンスです。こちらは東京ディズニーランドとディズニーシーのほぼすべての対象アトラクションで利用可能で、なんと有効期限が2年間と非常に長い点が特徴です。しかも、最新エリア「ファンタジースプリングス」のアトラクションにも対応しています。

次に「紫」のマルチエクスペリエンスは、同じく2年間の有効期限がありますが、ファンタジースプリングスの施設は対象外です。青に比べて利用範囲が少し狭いため、ランクが下の位置付けになります。

一方、当日中のみ利用可能なタイプも存在します。「赤」「オレンジ」「ピンク」の3つです。「赤」は当日中に複数の対象アトラクションから1つを選んで優先利用できる形式で、もっとも一般的なタイプです。「オレンジ」はプレミアアクセス購入者が対象アトラクションに乗れなかった場合などに発行され、「ピンク」は対象アトラクションが1つだけに限定されているケースで発行されます。

それぞれの色によって使用可能なアトラクションや使用期限が大きく異なるため、マルチエクスペリエンスを受け取った際には、アプリやキャストを通じて詳細を必ず確認しておくと安心です。

マルチエクスペリエンス 紫とは

ディズニーのマルチエクスペリエンス「紫」は、主に新しい有料アトラクションのプレミアアクセス利用時に、アトラクションが運営中止になるなどのトラブルが起こった際に付与される特別なパスです。通常は希望して取得できるものではなく、対象者のみが自動的に受け取る仕組みです。

この紫パスは、東京ディズニーランドとディズニーシーの対象アトラクションで、翌日以降に使用できる点が特徴です。さらに、有効期間は最長で2年間と長く、次回来園時に落ち着いて利用することができます。ただし、ファンタジースプリングス内のアトラクションには使えないため、注意が必要です。

また、紫パスは基本的に当日中には利用できません。閉園間際などに発行された場合でも、次回来園時まで待つ必要があるため、計画的な活用が求められます。そのため、翌日以降の利用を考えて、チケットやアプリの情報を紛失しないよう大切に保管することが大切です。

このパスは1名につき1回のみ有効であり、アトラクションによっては対象外のものもあります。使いたいアトラクションが対象かどうかは、アプリ内で該当パスを開き、「利用可能施設」の一覧を確認することでチェックできます。特定のアトラクション名が表示されていない場合は、利用できない可能性があるため、現地のキャストに確認するのが確実です。

マルチエクスペリエンス青の使い方

マルチエクスペリエンスの「青」は、最も特別な種類のパスで、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの広範なアトラクションで利用可能です。この青パスは、特定のアトラクションが長時間並んだ末に運営中止となった場合など、非常に限られた条件下で発行されるため、入手の機会自体がまれです。

このパスを使う際は、東京ディズニーリゾート・アプリ内の「プラン」画面に表示されているマルチエクスペリエンスを選択し、二次元コードを表示してアトラクションの入り口で提示します。紙のチケットで発行された場合は、パークチケットそのものが必要となるため、当日入園に使ったチケットも忘れずに持参してください。

青パスの特徴は、2年間という長い有効期限に加え、ファンタジースプリングス内のアトラクションでも利用できる点です。これにより、次回以降の来園時に人気アトラクションをスムーズに体験する手段として活用できます。

ただし、対象施設は時期やパークの状況によって変動するため、事前にアプリ内で「利用可能施設」の一覧を確認しておくことが大切です。また、1枚のパスにつき1名・1回限りの使用に限られ、譲渡や転売は禁止されています。次回来園時に使用するには、パスが発行された日のチケットと当日のチケットの両方が必要になるため、紛失しないよう十分注意してください。

マルチエクスペリエンス対象外のケース

マルチエクスペリエンスは非常に便利なパスですが、すべての施設で使えるわけではありません。特に対象外となるケースを把握しておくことで、当日の予定変更にも冷静に対応できます。

まず、対象外となる主なケースとしては、グリーティング施設やショーレストラン、一部の特別営業アトラクションなどが挙げられます。これらはアトラクションではないため、優先入場の対象とはなりません。

また、そもそも発行されたマルチエクスペリエンス自体が特定の施設を除外している場合があります。例えば、「美女と野獣を除く」などと記載がある場合は、たとえその施設がリストにあっても利用はできません。

さらに、アプリ上で「利用可能施設」が表示されない場合も注意が必要です。このときは、アプリの更新を行ったうえで確認するか、現地のキャストに直接確認することが推奨されます。まれに通信の不具合やシステムの反映遅れが原因で表示されないこともあるためです。

そして、マルチエクスペリエンスを持っていたとしても、施設自体が長期休止中だったり、その日の案内が終了している場合には利用できません。このため、利用を予定している施設が営業中かどうかを事前に確認することが大切です。

こうした対象外ケースを理解しておくことで、パスを無駄にせず、より効率よくパークを楽しむことができます。

マルチエクスペリエンスが消えた時の対処法

マルチエクスペリエンスが突然アプリ上から消えてしまった場合、慌てずにいくつかの確認と対応を行うことが大切です。特に次回来園時に使用予定だった方にとっては、正しい対処を知っておくことで損を防ぐことができます。

まず最初に確認すべきなのは、アプリの表示状況です。マルチエクスペリエンスは、発行当日に使用したパークチケットと紐づいています。翌日以降はアプリの「プラン」から自動的に非表示になることがあるため、アプリだけでは確認できないケースもあります。このときは、スマートフォンのブラウザから東京ディズニーリゾートの公式サイトにログインし、「パークチケットを表示」の機能を使って、該当するチケットのQRコードを確認してください。

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次に、パスの有効期限と紐づけされているパークチケットが手元にあるかも重要なポイントです。パスが消えてしまったと感じる場合でも、紐づけされたチケットが残っていれば、現地のキャストが端末で情報を照会して確認してくれることがあります。そのため、発行時のチケットは紛失せず大切に保管しておくことが欠かせません。

一方で、マルチエクスペリエンスを他のグループメンバーに分配した場合、その後にグループが解散されていたり、メンバーが離脱していると、パスの表示が制限されることがあります。この場合も、再度グループを作成するか、元のチケット保持者のアプリに表示されていないか確認してみてください。

それでも解決しない場合は、入園当日にインフォメーションセンターまたは対象アトラクション付近のキャストに相談するのが最善の手段です。現場の端末を使えば、利用履歴や紐づけ状況を確認してもらえるため、誤って消えたように見えるパスが復元される可能性もあります。

このように、マルチエクスペリエンスが消えたように見えるときでも、複数の確認手段と復元の方法があります。まずは落ち着いてチケットとアプリの状態を確認し、必要であれば現地のキャストに相談することで対応できます。

 

ディズニーのマルチエクスペリエンスの活用方法

  • マルチエクスペリエンス アナ雪で使える?
  • どのアトラクションに使えるのか
  • 付与されるタイミングと条件
  • スタンバイパス・DPAとの違い
  • 他の人に分配・譲渡はできる?
  • 有効期限と利用時の注意点

マルチエクスペリエンス アナ雪で使える?

マルチエクスペリエンスが「アナとエルサのフローズンジャーニー(アナ雪)」で使えるかどうかは、発行されたパスの種類とその利用条件によって異なります。特に、アナ雪が位置する「ファンタジースプリングス」は新エリアであるため、すべてのパスで対応しているわけではありません。

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具体的には、「青」のマルチエクスペリエンスであれば、ファンタジースプリングス内のアトラクションにも対応しており、アナ雪でも利用可能です。この青パスは、非常に限られた状況下でのみ発行されるため希少価値がありますが、対象アトラクションの幅が最も広くなっています。

一方、「紫」のマルチエクスペリエンスの場合は、アナ雪は基本的に対象外とされています。同じく有効期限は長いものの、新エリアには対応していないため、利用できない可能性が高いです。ただし、発行された際にアプリで「利用可能施設」を確認すれば、対象アトラクションが明確に表示されます。そこにアナ雪が記載されていれば利用は可能です。

利用の可否を判断する際は、まずアプリ上のパス詳細画面で確認し、不明な場合は現地のキャストに直接確認するのが確実です。なお、スタンバイパスでアナ雪が中止となった際に受け取ったマルチエクスペリエンスが、通常のスタンバイ扱いになることもあるため、その場の案内にも注意が必要です。

どのアトラクションに使えるのか

マルチエクスペリエンスの利用対象となるアトラクションは、パスの種類と発行状況に応じて異なります。すべてのアトラクションで利用できるわけではないため、発行されたパスに応じて適切な施設を選ぶことが大切です。

例えば、「青」のマルチエクスペリエンスは、東京ディズニーランドとディズニーシーの広範囲なアトラクションに対応しており、ファンタジースプリングスの施設も含まれています。人気のアナ雪やピーターパン、ラプンツェルなどの新エリアも含まれるため、非常に柔軟に使えるのが特徴です。

「紫」のマルチエクスペリエンスも対応範囲は広いですが、ファンタジースプリングス内のアトラクションは含まれないことが一般的です。また、「赤」や「ピンク」、「オレンジ」といった当日限定のパスは、利用可能な施設が制限されていることが多く、特定のアトラクション1つのみに限られている場合もあります。

利用可能なアトラクションは、発行された当日であればアプリ内「プラン」の画面から確認できます。対象施設は「利用可能施設」として一覧で表示されており、そこに記載のないアトラクションでは使用できません。また、施設が休止中であったり、すでにその日の案内が終了している場合も利用不可となる点に注意が必要です。

事前にアプリで対象アトラクションを確認することで、無駄なくマルチエクスペリエンスを活用することができます。利用当日は施設の稼働状況にも留意し、柔軟にプランを立てましょう。

付与されるタイミングと条件

マルチエクスペリエンスは、主にアトラクションが予期せず停止したときの代替手段として発行される特別なパスです。事前に購入したりリクエストしたりすることはできず、あくまで運営側の判断で付与される仕組みとなっています。

最も多いパターンは、スタンバイパスやプレミアアクセス(DPA)を取得していたアトラクションが、利用予定時間の直前や途中で運営中止になったケースです。この場合、自動的にマルチエクスペリエンスへ変換されることがあります。特にアプリで取得している場合は、「プラン」画面にある該当パスが消え、代わりにマルチエクスペリエンスが表示される形式です。

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また、スタンバイ列に並んでいる最中にアトラクションが停止した場合も、キャストの判断でマルチエクスペリエンスが手渡されることがあります。このときの対応は一律ではなく、混雑状況や待機時間、アトラクションの停止原因などにより異なります。

さらに、乗車中にトラブルが発生し、途中退場や誘導が行われた場合には、より上位のパス(例:青や紫)が発行されることもあります。どの色のマルチエクスペリエンスになるかは、そのときの状況や影響の大きさによって変動します。

そのため、パスが付与されるかどうかは事前には予測できず、現場での案内に従うことが基本となります。マルチエクスペリエンスが発行されない場合もあるため、全員が必ずもらえるわけではない点には注意が必要です。

スタンバイパス・DPAとの違い

スタンバイパスやディズニープレミアアクセス(DPA)は、自分の意志で取得・購入できる整理券のようなものであるのに対し、マルチエクスペリエンスは、トラブル対応として発行される特別なパスです。この点が最も大きな違いといえます。

スタンバイパスは、指定された時間帯にアトラクションのスタンバイ列に並ぶことができる無料のサービスです。発券されていない時間は並ぶこと自体ができない場合もあるため、早めの取得が重要になります。

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一方、DPA(ディズニープレミアアクセス)は有料の優先入場券で、対象アトラクションを少ない待ち時間で体験できます。こちらはチケット購入時に指定された時間に訪れる形式で、ファストパスの有料版とも言える仕組みです。

対してマルチエクスペリエンスは、あくまで救済措置として機能するため、自由に選べるものではありません。その時点でのチケットの種類や使用状況に応じて自動的に発行され、内容もパーク側が決定します。

また、利用可能なアトラクションの範囲や有効期限もそれぞれ異なります。スタンバイパスやDPAは、時間が限定されるのに対して、マルチエクスペリエンスは当日または翌日以降に利用できるケースがあり、有効期限も数日から2年間と幅があります。

このように、スタンバイパス・DPAとマルチエクスペリエンスは、発行目的や仕組みがまったく異なるため、それぞれの特徴を理解して使い分けることが大切です。

他の人に分配・譲渡はできる?

マルチエクスペリエンスは、発行されたパスを他の人に分配できる場合がありますが、完全に自由に譲渡できるわけではありません。あくまで公式アプリ内でのグループ機能を活用した、一定の条件下での「分配」が可能という仕組みです。

具体的には、パスを受け取った当日にアプリで作成したグループのメンバーに対してのみ、マルチエクスペリエンスを割り当てることができます。このグループ機能を利用すれば、同行者にもパスを共有し、それぞれが対象アトラクションを利用できるようになります。

ただし、当日以外に作成されたグループや、すでにグループから離脱したメンバーへの割り当てはできません。また、公式にはマルチエクスペリエンスの譲渡・転売は禁止されています。そのため、他人に自由に渡したり、ネット上で交換したりすることはルール違反にあたります。

さらに、割り当てたパスは後から自分に戻すことも可能ですが、これもアプリ内での操作が必要です。利用前に操作を完了させる必要があり、パークチケットが必要な場面もあるため、事前の準備を忘れずに行いましょう。

つまり、一定の条件を満たした範囲内では分配が可能ですが、自由な譲渡はできない点に注意が必要です。同行者と一緒にスムーズに楽しむためにも、事前にアプリのグループ設定をしておくと安心です。

有効期限と利用時の注意点

マルチエクスペリエンスには種類によって異なる有効期限が設定されています。これを把握せずにいると、いざ使おうとしたときに利用できなかったという事態にもなりかねません。

例えば、当日限定の「赤」「オレンジ」「ピンク」のマルチエクスペリエンスは、その日の営業時間内に限って利用できます。閉園間際に発行された場合、時間切れで使えなくなる可能性もあるため、早めの利用を意識しましょう。

一方、「青」や「紫」といった上位ランクのパスには最大2年間の有効期限があります。これは次回来園時にも利用できる非常に便利な仕組みですが、使用にはいくつかの注意点があります。まず、パスを発行された当日のパークチケットと、使用する日のチケットの両方を提示する必要がある場合があります。紙チケットであれば物理的に保管が必要ですし、アプリの場合でも過去のチケットを呼び出す方法を事前に確認しておくと安心です。

また、利用可能な施設がその都度変更されることもあるため、来園前にアプリで対象アトラクションを確認することをおすすめします。利用当日にアトラクションが運営休止になっていた場合は、パス自体が使えないこともあります。

このように、マルチエクスペリエンスを活用するには有効期限だけでなく、利用条件や当日の施設状況にも注意を払う必要があります。うっかり期限切れや利用不能とならないよう、事前にしっかりと確認しておきましょう。

ディズニーのマルチエクスペリエンスの特徴と活用方法

  • ディズニー マルチエクスペリエンスは、運営中止時の代替パスである
  • 青のマルチエクスペリエンスは広範なアトラクションで利用可能
  • 紫のマルチエクスペリエンスはファンタジースプリングス対象外
  • 赤、オレンジ、ピンクは当日限定で使用可能なパス
  • 青パスは2年間の有効期限があり、ファンタジースプリングスも対象
  • 紫パスは翌日以降に使用でき、アトラクションの制限がある
  • マルチエクスペリエンスは譲渡や転売が禁止されている
  • マルチエクスペリエンスは公式アプリ内で確認・利用できる
  • アトラクションの停止や中止時にマルチエクスペリエンスが発行される
  • スタンバイパスやDPAとの違いは、発行の目的と利用方法にある
  • マルチエクスペリエンスは対象アトラクションが変更されることがある
  • 他のグループメンバーにパスを分配できる場合がある
  • パスが消えた場合はアプリの状態やチケットを確認する必要がある
  • 有効期限が異なるため、期限切れに注意することが大切
  • マルチエクスペリエンスは特定の施設では使用できないことがある